2019年06月05日
カルスト地形の竜ヶ石山を歩く②―フウトウカズラの花と「貞雄桜」
竜ヶ石山ハイキングコース「あじさい林道」で見かけた長い花穂は、コショウ科コショウ属のフウトウカズラの雄花。常緑のつる植物で、秋から冬にかけて赤い実をつけていますので出会えば目に付きやすいのですが、今まで花を見た記憶がありませんでした。
その先にある山桜と思われる木には「貞雄桜」の看板が建てられていました。「竜ヶ石山で最も美しい桜です」と書いてありましたので、満開の時に来れば遠くからも目立っているのでしょう。
その先にある山桜と思われる木には「貞雄桜」の看板が建てられていました。「竜ヶ石山で最も美しい桜です」と書いてありましたので、満開の時に来れば遠くからも目立っているのでしょう。
ところで「貞雄桜」の「貞雄」とは、品種のことではなさそう。そうだ!竜ヶ岩洞の地主で観光地として開発した人の名が「戸田貞雄」。きっと、「貞雄桜」とは「戸田貞雄」の名を後世に残すために付けられた名前だと思われます。