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2018年06月08日

海運で栄えた郷土史を発信 磐田・掛塚の住民ら活性化イベント

江戸期のびょうぶ絵「虎豹図」を紹介する名倉さん◆あす、旧回船問屋公開や寄席

 磐田市掛塚地区の住民グループ「みんなと倶楽部(くらぶ)掛塚」が結成3年目を迎え、江戸明治期に海運で栄えた同地区の歴史の発信活動を活発化させている。9日には旧回船問屋「津倉家住宅」の一般公開や落語寄席などの地域活性化イベントを初開催する予定で、地区への誘客増と住民の関心の高まりに期待を寄せる。

 同グループは2016年度から、約20人の会員が津倉家周辺の清掃活動や地区の歴史の学習会を続ける。フルカラー4ページの情報紙も地区内で定期的に全戸配布し、3月の第8号では地域の祭りの伝承事業を報告した。

 天竜川河口に位置する同地区は「掛塚湊(みなと)」と呼ばれ、北遠の材木の輸送拠点として繁栄した。大工や造船、鍛冶などの職人が多く住み、商業も盛んだったという。団体事務局の名倉愼一郎さんは「掛塚の豊かな歴史と文化について地元の皆さんが理解を深め、郷土に誇りを持ってもらえれば」と話す。

 9日のイベントでは、津倉家住宅と1935年建築の国登録文化財旧掛塚郵便局を、午前10時から午後3時まで一般公開する。津倉家では同家が所蔵する江戸初期の狩野清信のびょうぶ絵「虎豹図」などを展示する。旧掛塚郵便局の内部公開は初という。

 寄席は西光寺本堂で午後1時~5時まで。地域内を巡るガイドツアーも行う。駐車場は国道150号掛塚橋下の天竜川河川敷。問い合わせは事務局<電090(7679)4769>へ。(「静岡新聞」より)


 いよいよ明日(6月9日)が「いじゃまいけつか」の開催日です。「掛塚寄席」には当日券も用意され、津倉家の庭では軽食や駄菓子、飲料を販売するテントも設けられます。ぜひ、遊びにいらしてください!

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