2018年06月08日
92回目の秋葉山③―旧栗田家住宅と泰山木の花
秋葉山表参道の赤い九里橋を渡ったところにある古民家は、春野では唯一と思われる伊豆石の塀の内に建てられた旧栗田家住宅。少し前から日本民家再生協会の三須さんが手を入れ始めています。
ちょうど出会った三須さんの話によれば、2棟並んでいる家の南側の1棟は大正12年(1923)築で、北側の1棟はそれより古いとのこと。外見の特徴は出桁造りの軒先と下見張りの外壁の緩やかなカーブ。
この工法は磐田市高木に曽布川藤次郎が建てた秋葉山常夜燈や天竜区熊の民家でもみたことがありますが、雨が板に沿って流れ、水切りが良くなります。そのせいか、三須さんの話によれば、屋内の傷みは少なく、1枚板を使った板襖も残り、見どころはいっぱいあるそうです。
「近いうちに見学会をしたい」とも話していましたので、楽しみに待つことにしましょう。塀に内側にある泰山木(タイサンボク)に、大きな白い花が咲いていました。
ちょうど出会った三須さんの話によれば、2棟並んでいる家の南側の1棟は大正12年(1923)築で、北側の1棟はそれより古いとのこと。外見の特徴は出桁造りの軒先と下見張りの外壁の緩やかなカーブ。
この工法は磐田市高木に曽布川藤次郎が建てた秋葉山常夜燈や天竜区熊の民家でもみたことがありますが、雨が板に沿って流れ、水切りが良くなります。そのせいか、三須さんの話によれば、屋内の傷みは少なく、1枚板を使った板襖も残り、見どころはいっぱいあるそうです。
「近いうちに見学会をしたい」とも話していましたので、楽しみに待つことにしましょう。塀に内側にある泰山木(タイサンボク)に、大きな白い花が咲いていました。