› 自然と歴史の中を歩く! › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 「百年名家」吉野屋庭園で咲く花⑥―レトロな模様入りガラス

2018年05月07日

「百年名家」吉野屋庭園で咲く花⑥―レトロな模様入りガラス

ダイヤガラス 「百年名家」吉野屋のガラス戸に使われているレトロな模様入りガラスは、庭園で咲く花に負けないほどの鮮やかさ。昭和初期に人気が高かったダイヤガラスは、型板ガラス。ガラスの片面に凸凹の型模様をつけ、光を通しながら視線を遮るガラスです。

結霜ガラス 結霜ガラスは型板ガラスよりも古い時代の製法。ガラスの表面に膠(にかわ)を塗り、膠が乾く時にできる雪の結晶に似た模様は予測不能の美しさです。

鏡台 そして、ガラスを使った家具と言えば鏡台の鏡。鏡の表面には歪みは禁物のはずですが、吉野屋にある古い鏡台の鏡は、レトロな歪みガラス。そのため、鏡に映る風景まで歪んでしまっています。まるで、100年前の吉野屋が映っているよう。

 「百年名家」吉野屋を訪れる機会があれば、ぜひ、ガラスにも注目してみてください!

 【関連記事】「百年名家」吉野屋庭園で咲く花①―モミジアオイ



同じカテゴリー(歴史・産業遺産・寺社・文化財)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:29│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「百年名家」吉野屋庭園で咲く花⑥―レトロな模様入りガラス
    コメント(0)