2018年04月07日
半場の大日神社を訪ねる⑤―小学校跡の斜面の石仏群

小学校跡は天龍寺の境内ですから、そこに石仏が並んでいるのは不自然ではありません。石仏は馬頭観音や聖観音、地蔵菩薩などと思われ、もしかしたら、小学校が開校する以前には境内にあったものかも知れません。
お寺のお堂や境内に教育施設である小学校が開校されたのは、江戸時代の寺子屋にルーツを発します。明治5年(1872)政府により学制が敷かれ、全国各地に校舎が建築されましたが、その多くはかつての寺子屋の敷地や施設を利用しました。

そんな石仏たちの柔らかな眼差しに送られ、教えていただいた大日神社への参道を歩き始めました。