2017年12月02日

紅葉の鳥羽山公園を散策⑤―枯山水庭園跡

枯山水庭園跡 本丸の北西隅に枯山水庭園跡が見つかりました。すぐそばには建物の基礎らしい石も見つかりましたので、鳥羽山城が迎賓機能を備えた山城であったことを示すものとして、大変珍しい遺構であると考えられています。

 枯山水の庭園とは、水を用いずに山水の風景を表現した庭園。あえて枯山水庭園など造らなくても、南に広がる遠州平野、天竜川の上流から流されて来る大量の榑木や筏を眺めれば、壮大な風景を堪能できたはず。

 春には梅や桜が咲き、ウグイスやメジロの囀りが聴こえる豊かな環境。この自然に恵まれた鳥羽山城に誰が招かれ、どんな話をしたというのでしょうか?そして、この城を築いた職人集団がいたということも忘れてはいけないことだと思います。



同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
紅葉の鳥羽山公園を散策⑤―枯山水庭園跡
    コメント(0)