› 自然と歴史の中を歩く! › みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚 › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 掛塚の古民家・川島家②―千本格子窓

2017年11月16日

掛塚の古民家・川島家②―千本格子窓

千本格子窓 外側から川島家住宅を見て気づくのは、道路に面した1階と2階の窓の千本格子。ただ単純に縦桟と横桟を釘でつないでいるだけではなく、横桟(貫)が縦桟の穴を通すように組まれていること。そして、縦桟と縦桟の間に見える横桟の中央部は組み込まれたほぞ穴よりも薄くなっています。

千本格子窓 これは、同じ掛塚の津倉家住宅や国登録有形文化財、靍谷(つるたに)家住宅でも見られる組み方。電灯のない時代に、少しでも多くの外光を室内に取り込む工夫だったと思われます。

 1階の軒の高さと比べ、2階の軒が低いのも江戸時代の古民家の特徴。2階軒側の天井高はかなり低くなっているようです。




同じカテゴリー(みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
掛塚の古民家・川島家②―千本格子窓
    コメント(0)