2017年09月08日
絵葉書「天然の美・人工の驚異 佐久間ダム」―その①

まずは、ダムが写っている写真のものを2枚。竣工後、10年ほどを経過した佐久間ダムの姿です。


ダムの風景としては、現在と比べて特に変わったようには見えません。堆砂が問題化している佐久間湖には満々と水を湛え、ダム下流の天竜川は川底が露出しています。5門のゲートが開放され、青い水が流れ落ちている絵葉書のケースの風景とはずい分違いますね。
「佐久間ダム竣工記念」の切手が発行された数少ないダム。この巨大なダムで堰き止められた水が、発電所に流されてタービンを廻し、私たちが使用している電気を作っているのです。「節電」「省エネ」「環境」「自然」など、佐久間ダムは私たちに忘れてはならない問題を提起してくれます。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:28│Comments(0)
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