2017年08月22日
雨の天竜スーパー林道④―シギンカラマツとマツカゼソウ
どしゃぶりの中で撮影したシギンカラマツはキンポウゲ科カラマツソウ属。アキカラマツよりも花の色は白く、ボール状のピンク色の蕾が可愛らしい感じです。
13都府県で「絶滅危惧種」の指定を受けていますので、滅多に出会える花ではなさそう。白い糸状のものは花弁ではなくて雄蕊で、雌蕊は雄蕊に隠れてしまっています。
シギンカラマツ(紫銀唐松・紫銀落葉松)の「唐松・落葉松」は白い花を松の葉に見立てた名前ですが、マツカゼソウ(松風草)とは、秋風に揺れる草の様子を「松風」に例えたとのこと。どちらの名にも「松」が付きますが、由来は少し違っています。
また、マツカゼソウはミカン科の草本。ミカンと同じように石灰質土壌を好むのもそのため。天竜スーパー林道でもところどころに石灰岩が露出している秋葉山に多く見られるのは、そんな理由からです。
13都府県で「絶滅危惧種」の指定を受けていますので、滅多に出会える花ではなさそう。白い糸状のものは花弁ではなくて雄蕊で、雌蕊は雄蕊に隠れてしまっています。
シギンカラマツ(紫銀唐松・紫銀落葉松)の「唐松・落葉松」は白い花を松の葉に見立てた名前ですが、マツカゼソウ(松風草)とは、秋風に揺れる草の様子を「松風」に例えたとのこと。どちらの名にも「松」が付きますが、由来は少し違っています。
また、マツカゼソウはミカン科の草本。ミカンと同じように石灰質土壌を好むのもそのため。天竜スーパー林道でもところどころに石灰岩が露出している秋葉山に多く見られるのは、そんな理由からです。