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2017年07月11日

代官屋敷「江川邸」②―泰山木とキササゲの花

ホソバタイサンボク 江川邸の玄関前庭に植えられている樹木に、白くて大きな花が咲いています。これは泰山木(タイサンボク)?泰山木は北米原産の外来種のはず。

 でも、よく調べてみたら、現在日本で植えられているホソバタイサンボクは明治6年(1873)に渡来。当時の当主は英達(坦庵)の五男、英武の時代。廃藩置県後は韮山県令なども務めましたが、岩倉使節団に随行してアメリカやヨーロッパで学んでいます。

玄関先のキササゲ もしかしたら、その時に持ち帰ったホソバタイサンボクかも知れません。

キササゲの花 キササゲにも花が咲き、ササゲに似た実が垂れ下がっています。厳密に言えば、キササゲも中国原産の外来種。このキササゲは、北条早雲(1432?/1456?―1519)が植えたという言い伝えがあるそうですから、かなりの古木のようです。





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