2017年07月06日
世界文化遺産「韮山反射炉」①―明治日本の産業革命遺産
「韮山反射炉は、韮山の代官江川太郎左衛門英龍(坦庵)らにより、安政元年(1854年)に着工、同4年(1857年)に完成した洋式の金属反射炉である。」とのことで、幕末期の代官江川英龍(坦庵)が手がけ、完成させたのは後を継いだその子英敏。
鉄を溶かし大砲を鋳造するために造られた溶解炉。同様の反射炉は山口県萩市にも残り、韮山反射炉同様「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に含まれてはいますが、実際に稼働してはいない試験炉だったようですから、稼働した反射炉が現存するのは韮山だけのようです。