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2017年06月19日

伝統の舞「西浦の田楽」挑戦 浜松・水窪で学習会

伝統の舞に挑戦する参加者 浜松市天竜区水窪町西浦地区の住民でつくる西浦区民交流の場管理組合(守屋千づる代表)は18日、国指定重要無形民俗文化財「西浦(にしうれ)の田楽」の学習会(水窪文化会館共催)を同地区の交流施設「田楽の里」で開いた。地域住民や県内外の大学生、会社員ら約55人が参加し、別当家の行事を学んだ。

 西浦の田楽は、毎年旧暦1月18日の月の出から翌日の日の出まで行われる。講師を務めた別当の高木八郎さん(43)は、本番に向けた準備儀式の一つとして、別当家宅に能衆が集まって行う酒造りを紹介。旧暦1月7日から19日朝まで、能衆は魚や肉を断つなどして精進生活に入ることなどを説明した。

 参加者は能衆の指導を受けて、祭典で繰り広げる伝統の舞にも挑戦した。

 学習会は西浦の田楽に関心を持ってもらい、能衆の後継者育成を目的に2015年から始まった。ことしで3回目。(「静岡新聞」より)


 少子高齢化が進む現代で、伝統を継承して行くのは難しい課題となっています。これは山間地に限った問題ではなく、都市部でも起きている傾向。近在の集落からの応援を受ける方法も検討する時期かも知れません。



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