真夏の八島ヶ原湿原を歩く㉑―シラヤマギクとタカトウダイ
白い菊の花は「白山菊」。「はくさんぎく」ではなく「シラヤマギク」と読み、花が白くて山に育つ菊という意味。舌状花の数が少なく、特別目立つ花ではありません。
左の写真は、トウダイグサの仲間の中では草丈が高いので「高燈台(タカトウダイ)」。燈台(灯明の台)の火は、もう消えかけていました。
それにしても、夏に花を咲かせる植物たちは、草丈の高いものが多いようです。もちろん、これは草の茂る季節にライバルの植物に負けず背を伸ばし、少しでも多くの日光を浴びて光合成を促進し、受粉を仲介する昆虫たちにアピールしたいから。
なかなか、厳しい自然界のようです。
関連記事