› 自然と歴史の中を歩く! › 祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事 › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 日本武尊ゆかりの草薙神社⑤―「龍勢花火」

2025年01月06日

日本武尊ゆかりの草薙神社⑤―「龍勢花火」

龍勢花火 草薙(くさなぎ)神社の境内を歩いて初めて知ったのは、毎年に開催されている「龍勢花火」が、ここ草薙神社由来だったということ。テレビで視てはいましたが、境内に「無形民俗文化財 龍勢(流星)花火について」の看板があり、ロケットのような花火が展示されていましたのでビックリ!

「無形民俗文化財 龍勢(流星)花火について」の看板 「龍勢花火」とは、竹竿に火薬噴射筒を着けて打ち上げるロケット花火のようなもの。その様子が、龍が天に昇る姿に似ていることから「龍勢」。駿河城と久能山東照宮の守護のため、警報の目的で打ち上げられた狼煙(のろし)がルーツとされています。

 現在、「草薙大龍勢」は、毎年9月20日以降の日曜日か祝日に「草薙スポーツ広場」で開催されているそうですが、草薙神社境内にも屋台店が並び、大勢の参拝客で賑わうそうです。

「三つ葉葵」紋が刻まれた石燈籠
「三つ葉葵」紋が刻まれた石燈籠の笠

 そんな意味もあるためか、境内には「三つ葉葵」紋が刻まれた石燈籠や燈籠の笠が。草薙神社の南方には久能山東照宮があり、その防備に草薙神社が大きな役割を担っていたことが伺えます。




同じカテゴリー(祭り・イベント・民俗芸能・伝統行事)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
日本武尊ゆかりの草薙神社⑤―「龍勢花火」
    コメント(0)