2025年01月05日

日本武尊ゆかりの草薙神社④―御神木

御神木 社殿に向かう道を歩いて行くと、小さな石祠が建てられ、その奥に大木と言うのは躊躇われるような、曲がりくねった木がありました。これは何?もしかしたら、八岐大蛇?看板に書かれていたのは・・・

「草薙神社の大楠」
  御神木
樹名 大楠
樹齢 一、〇〇〇余年
樹高 十五米余
周囲 二十米余
この大楠は樹心は朽ちて外皮を残すのみと雖(いえど)も
今尚枝葉は繁茂し御神木の威厳を保っている。
昭和三十七年九月十七日清水市指定文化財の天然記念物に指定された。


御神木 つまり、推定樹齢1000年のクスノキ。「静岡市指定天然記念物」とのことですから、以前にはかなりの大木だったと思われますが、私たち人間だってやがては枯れて行くのです。

 草薙神社に流れた1000年の歳月を眺め続けていたクスノキ―樹名が「クスノキ」ではなく「大楠」とされているのには、氏子たちの思いが表れているような気がしました。




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