2024年06月30日
郡上八幡をブラリ散歩⑧―「山内一豊と妻の像」
NHK大河ドラマでも取り上げられた山内一豊夫人 千代は、ドラマの中では原作に従って近江の出身と描かれましたが、郡上には「初代八幡城主 遠藤盛数の娘が山内対馬守室(一豊の妻)」とする系図が各所に残されてきました。近年には郡上説を裏付ける高知県からの家系図、陣立図などの資料も発見されています。
また、昭和六十年には市民の有志によって「山内一豊夫人顕彰会」が設立され、この銅像を建立したほか、毎年八月には千代の遺徳を偲んで銅像前で法要を行い、郡上おどりを踊っています。千代は郡上市民の誇りであり、没後四百年を経た今でも私たちの中に生きています。(以下省略)
平成十八年一月 郡上市観光連盟
・・・とのこと。そして、山内一豊と言えば、掛川城の城主だった人物。その正妻だったのが、一豊に名馬を買わせるために大金を差し出したとされる千代。その千代が、郡上八幡城主の娘だったということ。意外なつながりを知り、ちょっと驚きました。