2023年08月05日
またまた、富士山麓を歩く⑥―縄状溶岩と溶岩棚
「富岳風穴」の総延長は約200メートル。青木ヶ原には多くの溶岩洞がありますが、「富岳風穴」は最大のもの。国の天然記念物にも指定されています。
風穴の中は暗いので、分かりやすい写真が撮れませんでしたが、太い縄を束ねたような形で固まっている溶岩が「縄状溶岩」と呼ばれるもの。これは、富士山の玄武岩質マグマの粘性が低かったことを示し、温度が下がるにつれて次第に粘性が増し、最後は皺が寄って冷え固まったということ。
「溶岩棚」も「富岳風穴」内を流れた溶岩が残した痕跡。1000℃~1200℃と言われるドロドロに融けた真っ赤な溶岩の流れが、そのまま冷え固まって出来上がった「溶岩棚」を間近に見ることができました。
風穴の中は暗いので、分かりやすい写真が撮れませんでしたが、太い縄を束ねたような形で固まっている溶岩が「縄状溶岩」と呼ばれるもの。これは、富士山の玄武岩質マグマの粘性が低かったことを示し、温度が下がるにつれて次第に粘性が増し、最後は皺が寄って冷え固まったということ。
「溶岩棚」も「富岳風穴」内を流れた溶岩が残した痕跡。1000℃~1200℃と言われるドロドロに融けた真っ赤な溶岩の流れが、そのまま冷え固まって出来上がった「溶岩棚」を間近に見ることができました。