› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 旧豊田郡敷地村に佇む道標①―「右 敷地 見付 中泉」

2023年01月21日

旧豊田郡敷地村に佇む道標①―「右 敷地 見付 中泉」

落合下橋の道標 「旧磐田郡豊岡村万瀬を歩く④」で紹介した磐田市虫生(むしゅう)の落合下橋の近くにある道標。「右 光明山 秋葉山」の文字は紹介させていただきましたが、それは石柱西側の一面だけ。今回は、それ以外の面に刻まれている文字を改めて確認して来ましたので、紹介させていただきます。

 「右 光明山 秋葉山」の文字の反対側、つまり東側に刻まれているのは「右 敷地 見付 中泉」「左 一宮 森町」。「一宮」とは小國神社のことです。そして、「右 敷地 見付 中泉」「左 一宮 森町」の上には「御慶典紀念」の文字も。

落合下橋の道標 そして、北側には「大正十三年五月立之 敷地村虫生」とありましたので、「御慶典紀念」とは大正13年(1924)、東宮殿下、のちの昭和天皇のご成婚の年、そのお祝の意味を込めて建てられたものと分かりました。



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
旧豊田郡敷地村に佇む道標①―「右 敷地 見付 中泉」
    コメント(0)