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2020年10月08日

葛の香漂う天竜川河川敷の自然⑤―ベニバナマメアサガオとマルバアメリカアサガオ

 白い花を咲かせるマメアサガオ、ピンク色の花で中心部の色が濃いのはホシアサガオ。その中間種として全体が淡いピンク色の花はベニバナマメアサガオ。よく似た花は、いずれもアメリカ大陸からやって来た外来種です。

マメアサガオ
マメアサガオ
ホシアサガオ
ホシアサガオ
ベニバナマメアサガオ
ベニバナマメアサガオ
マルバアメリカアサガオ
マルバアメリカアサガオ

 同じくアメリカ大陸にルーツを持つのはマルバアメリカアサガオ。マメアサガオ、ホシアサガオ、ベニバナマメアサガオなどと比べると、少し花が大きく、園芸品種のマルバアサガオによく似ています。

 「秋の桶ヶ谷沼を歩く②」でも紹介しましたが、もともと「朝顔」は夏ではなく秋の季語。「芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花」(萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花)。山上憶良が「秋の七草」を詠んだ万葉歌にも、「朝貌(あさがお)」は「秋の七草」に数えられています。

 ただし、「朝貌」は「朝顔」ではなく、朝に咲くキキョウの花のこととする説もありますので、断定はできませんが、とにかく、秋の天竜川河川敷はアサガオの花盛りでした。




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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:01│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
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