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2020年03月18日

宮之一色から源平新田まで旧東海道を歩く⑨―土俵

土俵 「西之島学校跡」の碑の北側、若宮八幡宮境内の隅に土俵が設けられています。

 毎年10月第2土、日曜日に祭典が行われる郷社若宮八幡宮は、明治6年近隣28カ村の神社を統合して誕生したものです。井通17地区で17台の屋台が華やかに引き回される時が、祭りの最高潮です。また、明治初期から相撲の盛んな土地柄であったことから、例大祭の土曜日には奉納相撲や子供たちによる「わんぱく相撲」が行われています。(静岡新聞「アットエス」より)

「唱觗之碑」 この奉納相撲が始まったのは天保時代(1831~1845)。すぐ近くにある池田の天白神社にも土俵があり、ともにかつては天竜川の水利を争った「喧嘩相撲」「水引相撲」だったとこと。

 境内にある石碑には「唱觗之碑」と刻まれているようですが、「觗」と書けば「さかずき」と読み、「角觗」と書けば相撲のこと。碑文の内容は、相撲で鍛えた若者の従軍を激励し、賛美した内容のようです。

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