› 自然と歴史の中を歩く! › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 神社に残る戦争の歴史①―豊岡八幡神社

2019年12月08日

神社に残る戦争の歴史①―豊岡八幡神社

豊岡八幡神社の板絵 今日12月8日は、昭和16年(1941)に日本がアメリカとイギリスに宣戦を布告した「開戦の日」です。

 磐田市豊岡にある八幡神社を訪れました。磐田市豊岡は旧磐田郡豊岡村ではなく、旧竜洋町豊岡。つまり、私の自宅のすぐ近く。社殿内には「征露紀念」と題された板絵が奉納されています。

馬背神社の奉納額 以前、「中部・馬背神社を訪ねる⑧」で、馬背神社に奉納されてている同じような奉納額を紹介したことがありましたが、同じように皇居前の行軍を描いた板絵が奉納され「征露紀念」と題されているのが分かりました。

 今では「記念」の表記が使われることがほとんどですが、以前は「紀念」とも書かれ、どちらも「後日の思い出のために残す」意味。「征露」とは日露戦争に勝利したことを意味し、日露戦争が戦われたのは明治37年(1904)~同38年(1905)でしたので、奉納されたのはそのどちらかだと思われます。




同じカテゴリー(歴史・産業遺産・寺社・文化財)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:30│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
神社に残る戦争の歴史①―豊岡八幡神社
    コメント(0)