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2018年10月10日

事任八幡宮を訪ねる③―石橋と石積み

神社裏山 事任(ことのまま)八幡宮の創立は不詳。しかし、大同2年(807)に坂上田村麿が旧社地である本宮山より遷座したと伝えられていることから、かなり古くからの神社のようです。

 神社裏山は禁足地とされ、岩を抱えた木の根元に小さな鳥居と社が立ち、そこから先は神域です。

石橋 本宮と現在の社地との間には、かつての東海道、県道415号日坂八坂線が通っていますが、そちらから神社に入る時には、小さな石造の太鼓橋を渡ることになります。

石積み 一部、コンクリートで補修はされていますが、きれいに角度を出してアーチに積み上げられた輪石や高欄。アーチの中央は支柱となる石組みが支えてはいますが、緩やかなカーブを描くように加工された石は、地元で調達されたものかも知れません。

石鳥居の台石 もう1つ、社殿に上がる石段横の石積みにも注目してください。積石と積石との間を合わせるように加工して積み上げた「切込み接(は)ぎ」ですが、向かって右側の角部は石積みを終えてから2面を削り取るような筋飾りが施されています。

 細かいところですが、石鳥居の台石が八角形に加工されているのにも注目してください。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:45│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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