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2018年04月20日

2018年、春から初夏への北遠花巡り⑩―イチリンソウの盗掘

イチリンソウ 今の季節、ニリンソウを見かけることは多いのですが、滅多に見られないのがイチリンソウ。ニリンソウは全国6県で「絶滅危惧種」の指定を受けているのに対し、イチリンソウは11県で「絶滅危惧種」。花の時季も短い、「春の妖精」スプリングエフェメラルです。

 イチリンソウが数を減らしているのには、ニリンソウと比べて花が大きく目立つことが理由。北遠の自生地でも、盗掘の跡が見つかりました。

イチリンソウの盗掘跡 残された3枚が輪生した茎葉に、長い葉柄が見られるのがイチリンソウの特徴。穴が開いた所にあった株がそっくり盗まれたようです。

 こんなことが起きるから、残念ですが自生地を教えるわけにはいきません。本当に山野草が好きな人なら、こんなことはしないはずです。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 06:09│Comments(0)出かけよう!北遠へ野の花・植物
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