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2018年04月12日

神田山に登る⑤―天竜川を見下ろす景勝地

神田山から見下ろした天竜川 かつて、この神田山に、神田遊園地、神田公園があった推測してみると、1にも2にも天竜川を見下ろす景勝の地であったことが理由と考えられます。

 現在では、山の多くは杉やヒノキ、雑木に覆われて視界を塞がれてはいますが、西の端の木々の間からは大きくくねる天竜川の流れを見ることができます。視界中央を飛龍大橋が横切り、その上流には国の登録有形文化財でもある天竜浜名湖鉄道の天竜川橋梁が見えます。

神田山から見下ろした天竜川 遠く信濃国の諏訪湖に源を発し、大小の無数の流れを集め、大河となって遠江国に下り太平洋へと注ぐ天竜川。歴史に残る洪水を幾度も繰り返しては来た「暴れ川」ではありますが、農耕にも生活にも欠かせない水をもたらし、交易の大動脈として長い間、重要な役割を担って来ました。

 天竜川の水力発電が、日本の近代化に大きく貢献して来たことも確かです。

 山の自然によって磨かれた水を蓄えて流す命の川―天竜川の水への感謝の気持ちを忘れてはいけません。



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