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2018年06月03日

お手引き坂を歩いて行者山へ登る⑩―願主長養寺の道標

「右光明山道 左秋葉山道」の道標 道標が立つのは、林道光明線から分かれ、大川方面に山道を少し下ったところに「右光明山道 左秋葉山道」の道標があります。向かって左には「願主 長養寺」と刻まれていましたので、現在も船明にある曹洞宗の寺、船明山長養寺が建てたもの。

「願主 長養寺」の文字 向かって左には「寛政九丁巳年六月吉日」と刻まれていますので、西暦1796年の建立。当時、遠方から船明を経て北遠へと入った旅人たちは、水難避けの光明山と火難避けの秋葉山の両参りに向かったのです。

 慣れぬ山道で、道に迷わせてしまってはいけません。道しるべとして建てた石塔には、美しい筆跡そのままに、大きな文字で読みやすくくっきりと刻まれ、今も私たちに静かに語り掛けていました。

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この記事へのコメント
私も以前に船明から大川を通る秋葉街道を歩いてみようと,下調べとして道順の地図を作ってみましたが,まだ歩きは実行していません。このブログを見て,これを参考に近く歩いてみようかと思いはじめました。分からないところをお聞きするかもしれませんので,よろしくお願いします。
Posted by 太田のじいじ at 2018年06月03日 06:12
冒険ですね。私でお役に立てるのかなあ?
Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さんみんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 2018年06月03日 06:28
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