2017年09月10日

初秋の枯山を歩く④―シマジタムラソウ

シマジタムラソウ アキノタムラソウに似た地味な植物ですが、環境省レッドリスト「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定されていのはシマジタムラソウ。シマジタムラソウも、三重県、愛知県と静岡県の蛇紋岩地帯にだけ生育する地域固有種です。

 シマジタムラソウ(島路田村草)の「島路」とは、最初に見付けられた伊勢神宮の島路山に由来する名。見た目の特徴は、2本の雄蕊が花冠の外へ大きく突き出していること。特に目立って美しい花というわけでもなく、知らなければ見過ごしてしまいそう。

枯山の蛇紋岩 もちろん、決して「絶滅危惧種」だけが貴重だというわけではありません。人間の暮らしや生産活動により都市部では失われてしまった本来あるべき自然環境を守るためには、もっと努力が必要だと思いますが、皆さんの考えはいかがでしょうか?



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