「敷地里山公園」の「春」④―ホトケノザとオオイヌノフグリ
「敷地里山公園」全体を見晴らせば、ほとんどが枯れ葉色の世界。とても「春」とは思えません。もちろん、「立春」が過ぎたから「もう春だ!」と信じているわけではありません。しかし、小さな花を咲かせる野草たちの中には、わずかな陽射しや気温の変化を感じ、「春」と勘違いしてしまったらしい草も。
今年(2025)、すでに何度か紹介したシソ科オドリコソウ属のホトケノザは、「春の七草」に数えられている「仏の座(ホトケノザ=コオニタビラコ)」とは違うのですが、ピンク色の花は、どことなく「春」を感じさせてくれる花。
オオイヌノフグリは、子供たちに教えるのが躊躇われる名前。西アジア、あるいはヨーロッパ原産の外来種とされてはいますが、青い色の花は春の青空を映しているみたい。どうして、名前を変えようとしないのでしょうか?時代は変わっているのです!
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