秋葉街道「大野宿」を歩く②―菅原神社
大野の北の外れの天神山に祀られているのは菅原神社です。菅原神社が鎮座する場所へは、赤い鳥居をくぐり、急な石段を登ります。石段の左右には赤い幟旗が立てられ、1段、2段と数えながら登って行くと、その数は191段。当たり前の話ですが、下りながら数えても191段。間違いありません。
登り切った先の狭い平場にあるのが菅原神社。拝殿には「熊野山 天満宮 八幡宮」の額が掲げられていましたので、天満宮は菅原道真であるのはもちろんですが、熊野山は誉田別命(ほんたわけのみこと=応神天皇)、八幡宮は伊邪那美命(いざなみのみこと)を祭神としているようです。
その奥には神格化された菅原道真を示す「天満大自在天神」の額も掲げられていました。
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