旧東海道御油宿から赤坂宿まで歩く⑬―浮世絵とマンホールの蓋
また、広重が描いた別の「東海道五十三次 赤坂宿」には、風呂上がりの客、煙管を手に寝転がる客、身支度をする遊女と思われる女性などが描かれています。この絵に描かれている旅篭屋が「鯉屋」、現在は「大橋屋」として見学させていただくことができた旅篭屋です。
浮世絵はマンホールの蓋にも。マンホールの蓋には「おとわ」の文字が見られますので、現在の豊川市のものではなく、宝飯郡音羽町大字赤坂だった頃のもの。
浮世絵に描かれている蘇鉄は近くにある浄泉寺に移植されたそうですが、今でも少し小さな蘇鉄が植えられ、当時の雰囲気が再現されていました。
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