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2024年07月20日

「梅雨明け」間近の富幕山⑥―イチヤクソウとヒメノヤガラ

イチヤクソウ 富幕山(とんまくやま)にイチヤクソウが生育しているのは知っていました。しかし、花の時季は長くはありませんので、今回はすでに緑色の実になっていました。

 そして、初めて出会った不思議な植物。近くに何人かがいらっしゃいましたので、「これは何?」と尋ねてみたところ、「ヒメノヤガラだよ」との回答。「ヒメノヤガラ?」。

ヒメノヤガラ 帰宅後に調べてみると、ヒメノヤガラはラン科。見た目通りに葉緑素を持たず、ギンリョウソウやツチアケビなどと同じように、地中の菌類から養分を吸収して生育する腐生植物。環境省カテゴリ「絶滅危惧Ⅱ類 (VU))」の希少な植物だと分かりました。

 さすがは「山野草の宝庫」富幕山!「新・浜松の自然100選」に指定されただけのことはあります。




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