2023年01月29日

別所街道・井代を歩く⑤―八幡神社

八幡神社 愛宕山の愛宕神社が、井代(いしろ)の北東の鬼門を護る神社だったとしたら、南西の裏鬼門を護るのは八幡神社。2社は、大野で言えば、北東の菅原神社、南西の大野神社と同じ位置に祀られ、主祭神は誉田別命(品陀和気命=ほんたわけのみこと=応神天皇)とされていますので、これも大野神社と同じです。

 ちょっと変わっていると感じたのは、八幡神社が国道151号より1段低い場所に祀られていたこと。坂道を下って行く時にちょっと横を見たら、露出していた黒い岩は、鳳来寺山のピッチストーン「松脂岩」と同じガラス質火山岩。

ピッチストーン 愛宕神社が集落を見下ろし火災から護っているとしたら、八幡神社は崖崩れ、土石流、地滑りなどの土砂災害、あるいは宇連川の洪水を怖れて低い位置に祀られるようになったのかも知れません。




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