2022年03月19日
♪ぽかぽか陽気の秋葉山ハイキング⑱―杉の根を跨いで
疲れがたまり思ったほど上がらなくなった足が、躓きそうになるのは杉の根。岩盤を覆う地表の土が薄いため、倒れまいと広げた根は上に下にと複雑に絡み、注意しないと足先に引っ掛かってしまいます。中には、左下の写真のように網目みたいな木の根も見られます。
こんな木の根を見るにつけ、山とは土ではなく岩盤が盛り上がり、土は表面を覆っている程度なのだと分かります。もしも山に木が育っていなかったとしたら、これらの土砂は雨が降る度に麓に流れ落ち、地滑りや土砂崩れを引き起こすことになるのは当たり前。私たちの平穏な暮らしは、山に育つ木々によって守られているということです。
Posted by AKG（秋葉観光ガイド）の斉藤さん at 03:07│Comments(0)
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