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2021年05月09日

日本唯一の関所建物③―曲がり梁

曲がり梁 旅人の取り調べが行われた面番所の、長く張り出した縁側の軒屋根を支えているのは、曲がった梁。古民家などで見かけることがある自然に曲がった木材を使うのではなく、明らかにカーブを描くように切り出した梁。屋根の重さを支えるには、力学的に見て理に適った構造です。

曲がり梁 ただし、曲がった梁を使うのは難しく、この辺に「建前棟梁」として名が残る「當国掛塚村 小栗傳十良」の技が生かされているのかも知れません。

 長く続いた縁側の天井にズラリと並んだ曲がり梁。軒を支える建築の技は、木造建築の美しさも醸し出していました。







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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:20│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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