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2020年03月29日

春の小國神社の花と蝶⑪―ニワトコ

ニワトコ このブロッコリーみたいな蕾を付けているのは、スイカズラ科のニワトコ。落葉樹ですから、出たばかりの新しい葉も縮れています。やがて、蕾も大きくなり、花が咲くのは4月頃。

 ところで・・・

 春野町出身の白井鐵造氏が訳詩をした宝塚歌劇団の『すみれの花咲く頃』の原曲は、「すみれ」ではなく、何とこのニワトコだったって知ってましたか?

 先ず、1928年(昭和3年)、オーストリアのウィーンで『白いニワトコの花がふたたび咲く頃』という歌が流行ったのだそうです。この曲がフランスのパリに伝わり『白いリラの花の咲く頃』へとアレンジされ、日本では昭和5年(1930)にレビュー『パリゼット』の主題歌『すみれの花咲く頃』として歌われました。

 何と、ニワトコは「リラ⇒スミレ」と変身。でも、この蕾にスミレの花が咲くというわけではありません。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:46│Comments(0)ウォーキング・ぶらり旅・町歩き野の花・植物
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