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2019年10月08日

舘山寺の舘山(たてやま)を歩く⑬―稚児岩とはなれ岩

古い絵葉書「(濱名湖名勝)舘山稚兒岩の清波」◆稚児が岩

 昔、浜松市(西区)舘山寺町に堀江城があった頃の事。敵にお城をすっかり包囲された殿様と奥方は、やっとの思いで対岸の岩にたどり着き、そこどいさぎよく自害してしまいました。

 あくる朝、敵兵がその岩に近づいて見ると、亡くなった奥方に抱かれて、生まれたばかりの赤子がすやすやと眠っていました。

 さすがの敵兵も、目に涙を浮かべ、その子を育てることにしました。それから、誰言うとなく、その岩を稚児が岩と呼ぶようになりました。「遠江国説話集15」より


稚児岩 稚児岩は悲しい伝承を持つ岩。古い絵葉書「(濱名湖名勝)舘山稚兒岩の清波」を見てください。写真に写されている稚児岩は、西行岩の対岸、大草山の岸にある離れ小島のようなあの岩島のようです。

はなれ岩 西行岩から少し北西に向かって湖岸を歩くと、岸から少し離れた場所に見えるチャートの岩がはなれ岩です。

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