2019年08月26日

夏を彩る二俣まつり⑧―帽山連

帽山連 「帽山(ぼさん)連」の字を当ててはおきますが、本当は「帽」の「目」の部分は「月」。パソコンでは変換できませんので、「帽山連」としておきます。

 そして、その「帽山」とは、二光滝そばにあり、役行者が祀られている烏帽子山のこと。現在の二俣車道の屋台です。

 屋台の水引幕は、赤字に「帽山」の文字と車紋。提灯にも車紋が入っているのも、車道の地名に由来するもの。みなさんは、「車道」と書いて何と読むか分かりますか?

帽山連 答えは、「しゃどう」でも「くるまみち」でもなくて「くるまどう」。車道の地名は、二俣川がこの地を大きく曲がって迂回していたので「曲輪渡(くるわど)」と呼ばれていたのが、いつしか「車堂」となり、さらに現在の「車道」へと変化したのだろうというのが、内山真龍翁の説。

 車紋は、まさに車道「帽山連」を象徴する紋様です。

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