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2019年06月25日

興津・清見寺を訪ねる⑥―臥龍梅と葵紋

臥龍梅 清見寺鐘楼の前にある梅の古木の前には「臥龍梅」の解説看板が建てられていました。この「臥竜梅」については、「ふじのくに文化資源データベース」に詳しい解説が掲載されていました。

清見寺の臥龍梅

家康が接ぎ木した梅

 臥龍とは、雲雨を得ないため天に昇れない龍のことを指し、機会を得ないで民間に潜んでいる英雄を意味します。。また、三国時代に蜀の諸葛亮孔明を指した言葉です。

 戦国時代末期、徳川家康は幼少の一時期を清見寺で過ごしていました。その際、庭の一角に梅を接ぎ木しました。梅は成長し、300年以上の月日を経ても毎年3月には花を咲かせます。

三つ葉葵紋 その姿は龍の伏したような枝振りや、無名であった家康の出世などからいつしか『臥龍梅』と呼ばれるようになりました。

 見ごろは、2月上旬から3月上旬です。


三つ葉葵紋 ・・・とのことで、臨済宗では「五山」に次ぐ寺格の「十刹」に数えられる名刹。さらに、徳川家康が今川家の人質として駿府に滞在した幼少時代、清見寺で過ごし住職より教育を受けた経緯もあり、三つ葉葵紋の使用を許されたとのことで、鬼瓦などに三つ葉葵紋を見ることができました。



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