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2018年10月07日

久根鉱山名合支山遺構を訪れる②―鉱員住宅跡

鉱員住宅跡 国道152号の対岸に見える巨大なコンクリート製の土台は、久根鉱山の「名合支山」の遺構ですが、現在では「名古尾」と表記されています。

鉱員住宅跡 その読みについて、何の疑問もなく「なごう」だと思い込んでいました。水窪の「長尾(なごう)」と同じ読みです。ところが、かつて鉱員住宅が軒を連ねていた大輪のお年寄りの発音では「なこう」、あるいは「なこお」。以後は、「名古尾」は「なごお」と読み、ここにあった鉱山は「名合(なこう)」と呼ぶことにします。

鉱員住宅跡 斜面を登ると石積みが残り、崩れかけた廃屋の先に、写真のように幾つも連なるコンクリートの遺構が見えて来ます。これが、かつての住宅跡。すぐそばには、運動場や球戯場も設けられていたそうです。

鉱員住宅跡 とかく、久根鉱山の陰に隠れてしまいがちな名合支山ですが、名合や大輪にも繁栄の風が吹いていたのです。また、佐久間には峰之沢の支山である鮎釣支山のほか、多数の鉱山があったのです。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:15│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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