2018年04月03日

「昭和の町」二俣を歩く⑪―二俣医院

二俣医院 二俣病院は木造2階建てですが、薄水色に塗られた鎧張りの外壁に対し、焦げ茶色の窓枠や柱などがレトロな雰囲気を醸し出しています。屋根下の漆喰や玄関は、建築された大正2年(1916)には、きっと時代の先端を行くハイカラな西洋の香りを感じさせていたのだろうと思います。

正面の鏝絵 正面の屋根下の漆喰壁には、医院の家紋と思われる松葉菱が鏝絵で描かれていますが、菱の中には「齋」の象形文字(祭壇に稲穂を供える様を象った)が。医院の受付で尋ねたところ「開業したのは、齋藤達先生」とのこと。これも何かの縁?

 現在、二俣医院が建つ場所は、もともとは二俣村の名主袴田喜長翁の屋敷だった場所。由緒ある場所で開業している診療所は、もうすぐ100年です。

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