2017年12月01日
晴れ♪どきどき長野㉒―十六八重菊と鎌卍紋
戸隠神社中社にいた時間は短かったのですが、目に付いたことがいくつかありました。先ずは、善光寺でも見た「十六八重菊」紋。戸隠神社は、皇室と関係がある神社なのでしょうか?
これは、戸隠に行く途中の車内で聞いた話。「戸隠」とは、天岩屋に隠れた天照大神を引き出すため、天照大神が外を覗いた瞬間、天手力雄命が岩屋を塞いでいた天岩戸を抱えて投げ飛ばし、岩戸が飛んだ先が戸隠だという「天岩戸神話」があるのだそうです。
もしかしたら、この神話が「十六八重菊」紋の使用につながっているのかも知れません。
もう1つの紋は社殿奥に見える「鎌卍(かままんじ)」。4本の鎌を卍型に配置し象った紋です。この「鎌卍」紋については、草を刈り払い、豊かな農地を作り出すために使う道具としての鎌を、農業や水の神としての戸隠神社の象徴としたとされていますが、戸隠神社は元々修験の霊場として創建された神仏混淆の寺でしたから、仏教のシンボルである「卍」を隠した紋を神紋としたのだろうと思います。
これは、戸隠に行く途中の車内で聞いた話。「戸隠」とは、天岩屋に隠れた天照大神を引き出すため、天照大神が外を覗いた瞬間、天手力雄命が岩屋を塞いでいた天岩戸を抱えて投げ飛ばし、岩戸が飛んだ先が戸隠だという「天岩戸神話」があるのだそうです。
もしかしたら、この神話が「十六八重菊」紋の使用につながっているのかも知れません。
もう1つの紋は社殿奥に見える「鎌卍(かままんじ)」。4本の鎌を卍型に配置し象った紋です。この「鎌卍」紋については、草を刈り払い、豊かな農地を作り出すために使う道具としての鎌を、農業や水の神としての戸隠神社の象徴としたとされていますが、戸隠神社は元々修験の霊場として創建された神仏混淆の寺でしたから、仏教のシンボルである「卍」を隠した紋を神紋としたのだろうと思います。