2017年07月05日
玄関で咲いている風蘭の花
このフウランは実家の梅の古枝に着生し、子どもの頃から親しんで来た花。梅の枝は台風により折れましたが、フウランだけは生き残り我が家にも。
甘い香りが風に乗って届くところから、中国で名付けられた名が「風蘭(フウラン)」。江戸時代には、大名や豪商たちが好んで栽培したところから、日本では「富貴蘭」とも呼ばれています。
「風を好む蘭」だから「風蘭(フウラン)」とする説もあるようです。甘い仄かな匂いが風に乗り、昆虫を集めて花粉を運んでもらう策略。昔の人は、よく観察していたものです。
しかし、それは程々の風。強風、暴風を待っていたわけではないはず。台風3号は静かに行き過ぎました。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 14:16│Comments(0)
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