花吹雪舞う小國神社の自然⑥―マルバアオダモとアケビ
糸のように細くて白い花弁を房状に咲かせているのはマルバアオダモの花。花が咲いていなければ目立つこともない落葉樹。爽やかなイメージのマルバアオダモですが、なぜ「青梻(あおだも)」と名づけられたのでしょう?
名前の由来は、「雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸けてしばらくすると水が青を帯びた色になること、高級感を出すために黒墨に加えて青墨を作るための着色剤として利用されたこと、青い染料に利用されたことなど諸説ある」(Wikipediaより)とのことです。
アケビの花の色には白から赤紫色までバラエティーがありますが、小國神社境内地で咲いていたアケビの花は真っ白。花弁のように見えるのは萼片。写真の花は雄花です。
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