「秋の彼岸」の粟ヶ岳に登る⑰―「阿波々の麗水」
さらに下って来ると、以前「年の瀬の粟ヶ岳に登る⑫」でも紹介した「阿波々の麗水」の前を通ります。この「阿波々(あわわ)の麗水」は地域の住民たちによる簡易水道組合で管理していた水源。
新東名高速道路の金谷トンネルの掘削工事が始まった平成12年(2000)以来、水の湧出は途絶えてしまったとされ、昨年(2020)12月には水が流れる気配はありませんでした。
ところが、今回(2021)「阿波々の麗水」に水が湧いていたのです。その要因は不明ですが、確かに水が流れ、お向かいさんは冷たい水で顔をぬぐっていましたので間違いありません。
もしかしたら、そこには、リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事によって発生が危惧されている水涸れの対策へのヒントが潜んでいるのかも知れません。写真を撮るのは忘れてしまいましたが・・・。
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