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2021年09月30日

浜北の里山を♪ぶらり③―「木喰上人作十王像並葬頭河婆像」

「木喰上人作十王像並葬頭河婆像」 徳泉寺の「木喰上人作十王像並葬頭河婆像」とはガラス越しでの対面。ガラスが少し光り、中が見えにくいのですが、解説看板には次のように書かれていました。

解説看板木喰上人作
 十王像並葬頭河婆像
    浜松市指定有形文化財

 木喰上人は江戸時代の修行僧です。上人は、木喰戒という修行(米などの五穀を口にしないで木の実やソバの実だけを食べる)を続けながら全国各地をめぐり、千体以上の仏像をつくりました。寛政十二年(一八〇〇)四月、八十三歳の時に、上人は引佐町奥山から堀谷に入りました。そして、滞在していた一ヵ月間に、上人は十一体の像を彫りました。十王像の中で最も大きい像が閻魔大王です。十王とは、冥府で死者の生前の罪を裁くといわれる十名の裁判官です。

 葬頭河婆(向かって右下)は、三途の川のほとりで死者の衣類を奪い取るといわれる老婆です。

「木喰上人作十王像並葬頭河婆像」   昭和四五年十二月二十三日指定
             浜松市教育委員会


 木喰仏を直に見たのは、これが初めて。しかも、こんな間近で見られるなんて驚き。以前は、木造の小屋に安置してあり火災に遭い一部が炭化。現在のような保存展示となったのだそうです。



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