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2021年04月26日

牧之原「相良油田の里公園」を訪ねる③―機械掘り油井

機械掘り油井 相良油田は、明治7年(1874)に日本初の機械掘りを始めた油田。「相良油田の里公園」の近くの岡の上には、現存する最後の機械掘りの井戸が残されています。

古い写真 相良油田の全盛期は、第二次世界大戦の戦時中。日本の石油は海外、特にパレンバンなどオランダ領インドネシアに頼っていたのですが、戦局が進むにつれ、相良油田への依存度が増し、戦時中の相良には150坑もの井戸があり、重要なエネルギー源になっていたそうです。

機械掘り小屋
機械掘り油井

薄い皮膜 ただし、石油の埋蔵量には限界があり、戦後にはほぼ枯渇し、昭和30年代に閉鎖され、現在では遺構として残されているのみ。

 ただし、現在でも地中の石油がゼロになったわけではなそそうです。井戸小屋の外に溜まっていた水の表面には薄い皮膜が見られ、これは明らかに油膜と思われました。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:40│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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