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2021年04月24日

牧之原「相良油田の里公園」を訪ねる①―太平洋岸唯一の油田跡

「相良油田の里公園」 みなさんは、日本でも石油が湧く「油田」があるのをご存知でしたか?「油田」の多くは新潟県や秋田県などにあり、その生産量は国内消費量のわずか1%ですが、現在も採掘は行われています。

 「油田」の「田」とは本来「物を産出する土地」の意味で、「田」の字は稲作の田んぼのあぜ道ではなく区画された地域の象形。太平洋岸唯一の産油地であった牧之原に残っているのは、明治6年(1873)に採油が始められた相良油田の井戸(油井)跡。周辺は公園として整備され、当時の手掘井戸小屋が再現されています。

 私が生まれ育った浜松市北区細江町気賀にも「油田」の字名がありますが、これは「あぶらでん」と読み、神社の燈明料(油代)のための稲田に由来する地名です。



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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:19│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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