2019年07月18日
「梅雨明けはまだか?」北遠を行く①―「全面通行止」

浜松市天竜区水窪町山住の県道水窪森線で4日午後5時55分ごろ、道路脇の斜面が崩落した。幅約3メートルの道路を挟んで向かい側の男性(80)宅に高さ約20メートルの杉が倒れ込んだが、家の中にいた家族3人にけがはなかった。市は現場周辺など同線の一部区間を通行止めにした。
住民らによると、斜面は30メートルほどの高さから崩れ落ち、土砂や落石で路面やガードレールが損傷した。男性は「雷が落ちたような音と大きな地響きがあった。連日の雨で地盤が緩んでいたのだと思う」と話した。
市は同日、別の土砂崩れ発生により、同区佐久間町上平山の県道大輪天竜線も全面通行止めにした。人的被害や集落の孤立などは確認されていない。崩落現場は同区龍山町の瀬尻橋から北に500メートル。道路脇の斜面が高さ30メートル、幅20メートルにわたって崩れ、100立方メートルの土砂が道をふさいだ。工事業者が発見し、市に通報した。(2019年7月5日付「静岡新聞」より)
布滝のすぐそば、隧道の手前が斜面崩落の現場。現地では作業車両が止まっていましたが、復旧までにはまだしばらくはかかりそう。この奥にも人家はあるのですが、住民の生活はどうなっているのでしょうか?気がかりです。
*7月21日に復旧し、通行が可能になりました。