2019年07月06日
強風の中を箱根ドライブ②―箱根関所の杮葺き
最初の訪問地は箱根関跡。江戸時代に設置された全国50ヶ所の関所のうち、東海道においては新居関と並んで規模も大きく、重要な関門と考えられていたようです。現在の建物などは当時のものではなく、復元されたもの。元和5年(1619)に設置された箱根関は、今年(2019)でちょうど400年となります。
復元された関所の屋根は杮(こけら)葺き。瓦葺きの新居関所とはかなり見た目が異なります。うすく割いた板を重ねた杮葺きでは、昔と同じ技法にこだわり竹釘で固定したとのこと。技術の伝承のためにも貴重な体験となったことと思われます。
復元された関所の屋根は杮(こけら)葺き。瓦葺きの新居関所とはかなり見た目が異なります。うすく割いた板を重ねた杮葺きでは、昔と同じ技法にこだわり竹釘で固定したとのこと。技術の伝承のためにも貴重な体験となったことと思われます。
箱根ドライブの私には、足止めされる理由などはありませんでしたので、大手を振って江戸口御門をくぐり、大番所・上番休息所・足軽番所と見て回り京口御門を抜けましたが、遠州人が関所を通るのだから、本当は逆だったのかな?