2019年02月02日
瀬尻森林鉄道について③―放置された廃レール
かつて、旧御料林で伐り出した材木を運び出すために、森林鉄道が敷設されていたのは、すでに紹介した通りです。起点となったのは、「龍山ふるさと村」の奥。そこに行けば、何らかの痕跡が残っているはず。
そう思って訪れたのは、瀬尻スギ展示林の少し手前。この辺りにきっと、何かがあるはずです。
見つけるまでに時間はかかりませんでした。車を停めたすぐそばに、廃レールが1本。少し歩くと、廃レールを再利用して作った構造物の一部が、あっちに1組。こっちに、もう1組。
断面を見せている1本を見れば、この鉄材が森林鉄道のレールであったことが分かります。
そう思って訪れたのは、瀬尻スギ展示林の少し手前。この辺りにきっと、何かがあるはずです。
見つけるまでに時間はかかりませんでした。車を停めたすぐそばに、廃レールが1本。少し歩くと、廃レールを再利用して作った構造物の一部が、あっちに1組。こっちに、もう1組。
断面を見せている1本を見れば、この鉄材が森林鉄道のレールであったことが分かります。
運用が開始されたのは、昭和4年(1929)。同36年(1961)に廃線となるまでの32年間、この瀬尻の奥で響いたエンジン音。この廃レールが実際に使われたものかどうかは分かりませんが、レールが外されたのはわずか60年前のことです。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:34│Comments(0)
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