2018年01月14日
笠井の町歩き④―古い町屋
明治20年代築でシンボル的な建物だった「こうじや」さんの蔵造りの店は取り壊されてしまいましたが、笠井の町には古い町屋がまだ残っています。
古い屋号が残る「油屋」さんや「鍋屋」さんは呉服店。おそらく、江戸時代には屋号となっている油や金物を商いしていた店が、明治に入り「笠井縞」に代表される遠州綿紬を扱う呉服店に鞍替えし、戦後のガチャマン景気の時代には大いに繁盛したことでしょう。
「あまざけ屋」さんの隣りに店を構える「今泉メガネ廛・今泉時計廛」さんの「廛」の字は、「店」と同じ意味ですが、聞かせていただいた話によれば、「ただ売るだけだったら『店』で良いが、修理までするのが『廛』」とのこと。
看板の文字は正確には「广+黒+土」で書かれていましたが、パソコンでは打ち出せませんでした。
古い屋号が残る「油屋」さんや「鍋屋」さんは呉服店。おそらく、江戸時代には屋号となっている油や金物を商いしていた店が、明治に入り「笠井縞」に代表される遠州綿紬を扱う呉服店に鞍替えし、戦後のガチャマン景気の時代には大いに繁盛したことでしょう。
「あまざけ屋」さんの隣りに店を構える「今泉メガネ廛・今泉時計廛」さんの「廛」の字は、「店」と同じ意味ですが、聞かせていただいた話によれば、「ただ売るだけだったら『店』で良いが、修理までするのが『廛』」とのこと。
看板の文字は正確には「广+黒+土」で書かれていましたが、パソコンでは打ち出せませんでした。